2022.07.15 不動産関係

貸し倉庫の賃料の相場はどのくらい?費用を抑えるポイントとは?

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貸し倉庫を借りることを検討するときに気になるのは、毎月支払う賃料ではないでしょうか。

固定費を下げるために、貸し倉庫にかかる費用を抑えるポイントはあるのでしょうか。

今回は貸し倉庫をお探しの方に向けて、賃料や初期費用の相場の目安、費用を抑えるポイントについてご紹介します。

貸し倉庫の賃料の相場の目安は?初期費用はどのくらい?

貸し倉庫の賃料は坪単価によって決められるので、賃料の相場はエリアによって異なります。

坪単価に敷地面積を掛け合わせて賃料が決まるので、基本的に郊外よりも都心部のほうが相場は高くなります。

また、同じエリアであっても築年数や設備などによって賃料が変わります。

この点は、アパートやマンションなどの住居用の賃貸物件でも同様ですね。

また、貸し倉庫を借りるときには、賃料だけでなく初期費用もかかります。

一般的に貸し倉庫を借りるときに必要な初期費用は、前家賃や保証金、礼金、仲介手数料、事務手数料です。

事業用の倉庫は、荷物を保管する以外の用途で使用する場合、保証金が高めに設定されている傾向があります。

保証金の相場の目安は3か月から10か月で、管理会社によっては高額になるので事前に確認が必要です。

貸し倉庫の賃料の相場は?費用を抑えるポイントと注意点とは

貸し倉庫の費用を抑えるには、どのようなポイントがあるのでしょうか。

まず、貸し倉庫はエリアごとの坪単価によって賃料が変わるので、やはり立地の選定が重要です。

当然便利な都心部のほうが賃料は高くなるので、荷物を出し入れする頻度が高くないのであれば、郊外に貸し倉庫を借りることを検討するのがおすすめです。

また、貸し倉庫の賃料は立地だけでなく、広さに比例して変わります。

そのため預ける荷物の量をしっかり把握し、無駄なく利用できる広さの倉庫を選びましょう。

貸し倉庫には屋外型と屋内型があり、一般的には屋外型のほうが賃料は安い傾向があります。

屋外型の場合は基本的に空調設備などがなく、敷地内には誰でも自由に出入りできるためです。

一方で、専用のマンションやビルの一角を貸し倉庫として借りるのであれば、空調設備が整っていることが多いので、賃料が高額になりやすいでしょう。

セキュリティ設備の充実や管理人がいるかどうかも、賃料が高くなる要因なので、ご予算や預ける荷物などにあわせてどのようなタイプの倉庫を借りるべきかを検討するとよいでしょう。

さいごに

今回は貸し倉庫をお探しの方に向けて、賃料や初期費用の相場の目安、費用を抑えるポイントについてご紹介しました。

貸し倉庫の賃料は、立地と広さ、屋外型か屋内型かなどによって変わります。

事業用の貸し倉庫の場合は初期費用が高額になることがあるので、貸し倉庫を探す際は賃料だけでなく保証金の金額にも注目してみましょう。

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